2018年4月28日土曜日

#Nutanix のNear Syncについての気づき

また久しぶりの投稿です。

Nutanixのアーキテクチャに関しての

気づきを兼ねて投稿です。


AOS5.5から、Near Syncなる機能が付きました。

これは従来からあるクラスター間でのデータレプリケーションの機能ですが、

実行間隔のパラメータが60分より短くできないものでした。

日次でのバックアップがあればよいというようなケースでは

これでも十分だとは思いますが、

やはりせっかくスナップショットベースでここまでのことが

できるようになったのだから、

少しでも短い間隔で取得し、

RPOを改善したいと思うのは常かと思います。


で、Near Syncというものが出てきたのですが、

どうにも従来のAsyncと違うように見受けられたので、

Nutanix Bibleをひも解いてみました。

http://nutanixbible.com/#anchor-nearsync-93

すると、やはり正解。

従来のAsyncとは異なる実装で、

新しくMesosを使った実装に変更されているようです。

従来と実装が違うので、設定も違うのかと思いきや、

設定は同じでした。

で、いざやってみようと思ったら、

このクラスタではサポートされてないと警告メッセージが。

どうやらSSDが1.2TB以上でないと動かせないようです。

まだ意外とシビア。

また、全体で40TB以上のストレージ容量があるケースもダメですよとのこと。

ここら辺は今後の実装改善に期待したいところ。


今回は以上です。