2017年3月4日土曜日

スケールアウトファイルサーバをHCIで。

Nutanixの記事です。

最近のNutanixでは新しく、

Acropolis File Serviceというファイルサーバ機能が

実装されてきました。

これは従来のNutanix環境上に、

スケールアウト型のファイルサーバ用仮想マシンを立て、

ファイルサービスとして実装する

というアプローチをとっています。

Nutanixでは、通常コントローラとなるVMがありますが、

これとは別にファイルサーバ用のVMが別にデプロイされます。

これはGUI上でパラメータを入れると、

ポコポコっと自動的にデプロイされ、

使えるようになります。


ここで注目すべきは、スケールアウトするということです。

必要な容量は箱を足し、

性能が必要ならゲートウェイとなる

ファイルサーバVMを追加することができます。

実はありそうで無かったスケールアウトファイルサーバ。

アイシロンとかありますが、

あれ、かなり高額で、なかなかハードルが高い。

対してNutanixの方はおそらく半額とかで実装できそう。

これは朗報。

大容量、拡張性を必要とするようなところでは、

大活躍する予感があります。


まだAOS5.0からのGAだったんで少し心配でしたが、

AOS5.0.1とマイナーバージョンも出てきて、

少しずつこなれてくると思います。

何よりこれまでデータロストは無かったNutanixなので、

比較的安心してトライできる印象です。

今後に期待!


今回は以上です。