また久しぶりの投稿です。
Nutanixのアーキテクチャに関しての
気づきを兼ねて投稿です。
AOS5.5から、Near Syncなる機能が付きました。
これは従来からあるクラスター間でのデータレプリケーションの機能ですが、
実行間隔のパラメータが60分より短くできないものでした。
日次でのバックアップがあればよいというようなケースでは
これでも十分だとは思いますが、
やはりせっかくスナップショットベースでここまでのことが
できるようになったのだから、
少しでも短い間隔で取得し、
RPOを改善したいと思うのは常かと思います。
で、Near Syncというものが出てきたのですが、
どうにも従来のAsyncと違うように見受けられたので、
Nutanix Bibleをひも解いてみました。
http://nutanixbible.com/#anchor-nearsync-93
すると、やはり正解。
従来のAsyncとは異なる実装で、
新しくMesosを使った実装に変更されているようです。
従来と実装が違うので、設定も違うのかと思いきや、
設定は同じでした。
で、いざやってみようと思ったら、
このクラスタではサポートされてないと警告メッセージが。
どうやらSSDが1.2TB以上でないと動かせないようです。
まだ意外とシビア。
また、全体で40TB以上のストレージ容量があるケースもダメですよとのこと。
ここら辺は今後の実装改善に期待したいところ。
今回は以上です。