2018年3月17日土曜日

X-Menとして、NutanixのAPAC勉強会に参加してきました。

ご縁がありまして、

Nutanix(ニュータニックス)さんにご招待をいただき、

APACのSE勉強会@海外に参加してきました。

ご招待いただいて、ありがとうございます。


実は参加が2回目。

今回は社員の方(Nutants)と一緒の場に、

パートナーSE(X-Men)が参加させていただくという形式でした。

X-Menはディストリビューターや主要パートナーのSEの中で

インビテーションをいただいた方が対象です。

日本からのX-Menは自分を含めて5名の参加でした。


よく海外で新サービスの発表を行ったりする

大きなイベントがありますが、

今回のイベントはそういった類ではありません。

社員の方(Nutants)向けのテクニカルトレーニングに、

パートナーSE(X-Men)も参加させてもらう、

という機会となります。

ほぼ社内会議に参加させてもらっているイメージですね。

日本の勉強会でよくある座学中心の機会をイメージしていましたが、

このイメージは誤っていました。

確かに座学の時間もありましたが、一部であり、

メインは与えられたお題を元に、チームでデモ環境の実装を

行っていくというもの。

ホテルの会議室に一日缶詰になって、

実装を行っていきました。

(内容の細かい部分は触れられませんが)

非常に面白かったことは、デモの実装の中に、

HCI的なことは殆ど触れられなかったこと。

もちろんベースとしては利用しているのですが、

あくまでアプリケーションをどうやって効率的に

提供していくかを中心とした内容でした。

自分にとっては初めて触るツールばかりで

四苦八苦していましたが、

社員の方(Nutants)は流石エースSEさんばかりで、

どんどんと課題をこなしていき、

実力の差を痛感しました。。。。


10時間近い移動時間と現地での缶詰で寝不足がつらかったですが、

非常に良い経験となりました。

また新しい気づきも2つほどありました。

一つは、自社が提供している製品やサービスについて、

SEが定期的に実践トレーニングを行うことは、

増えていく自社の製品やサービスを理解する上では

不可欠であること。

もう一つはこういう機会にパートナーも巻き込んでいくことで、

コミュニティを広げていくことができるということです。

ある意味同じ釜の飯を食った同士ですので、

一緒に頑張ろう、となる雰囲気づくりにもなるわけですね。


参加の機会を提供してくださったNutanixさん、ありがとうございました。


今回は以上です。

2018年3月6日火曜日

SimplivityやvSANは2Node構成が可能なのか

HCIを検討する人も多いかと思いますが、

それほど大きなリソース環境は必要ないので、

最小構成を取りたいと思っている方もいらっしゃるのではと思います。

ある意味最小構成から始めて、よければ段階的に大きくしていく

ということはHCIの有効的なシナリオです。

で、最小構成は?とベンダーさんにリクエストしてみると、

Nutanix:3ノード~

Simplivity:2ノード~

vSAN:2ノード~

と回答が返ってくることでしょう。

これはこれで正しい回答なのですが、

よくよく確認してみないとこんなはずではなかった

となるので、注意が必要です。


まずSimplivityですが、

確かにSimplivityのリソースノードとしては、

最小構成2Nodeなのですが、

Arbiterと呼ばれるサービス監視に使われるノードが存在し、

これは物理的に別サーバである条件がある為、

結果として物理サーバは3台必要となります。

Arbiterは他のノードのように仮想化する

わけではないので安いサーバ構成をとることはできますが、

物理的には存在しますので、

物理的なサーバが2台です、というと実は嘘になります。


次にvSANに目を向けてみると、

ベンダーさんが出している構成で、

確かに2ノードのものがありますが、

よくよくVMを見てみるとこちらも

Witness仮想マシンというものが存在していまして、

サービスの正常稼働の為に必ず稼働させる必要があります。

これはネットワーク的に障害が起こった

スプリットブレインの状態で、

どのノードが正常か判断する第3者が必要であるため、

という存在なのですが、

同じノードの中に入れていいのかは疑問を投げかけたくなる

最小構成案です・・・これサポート対象なのだろうか・・・?


ということで、これら2つの製品の”最小構成2ノード”は

額面通りに受け取ってよいのかというと、

そうではないことがお分かりいただけたかと思います。


そもそも最小構成にする意図は、

予算的なものであったりするかと思いますが、

価格面では実際箱の数だけで決まるものではないところもあるので、

ちゃんと比較してみればと思います。


最後に、比較の際ですが、

価格以外にそれぞれの長所短所の情報をしっかり収集してみてください。

買ってからこんなはずではとならないように・・・。

2018年3月4日日曜日

某MQ的なレポートにおけるvSANの記載について気になった

HCI盛り上がってて、vSANベースにしようか、

Nutanix買おうかなんて悩んでる方もそれなりにいるかと思いますが・・・・

〇ートナーさんが出している

マジックなんちゃらの2018年版-HCI特集を見ていたら、

なかなかvSANに関して、興味深い記載が・・・・。

転用するとアレなのでざっくり言いますと、

いくつかのお客さんでパフォーマンスに難があると報告されている

という記載がありました。



このレポートではいくつかのと書いているので、

当然特定の稀な環境と言い切れないような気もする。

vSANお手軽だし、手を出したいけど、

パフォーマンスに難があるケースがあると

公言されるとちょっと怖い。


気になる方はレポートを読んでみてくださいませ。

ではでは。

2018年3月2日金曜日

NTCを2018年も継続

年明けて立て込んでおり、

こちらの更新もまた滞っていましたが・・・

2018年もNutanix Technology Champion(以下、NTC)を継続させてもらいました。

感謝感謝です。

今年は日本人での受賞者の方が1名増えて、現在5名ですね。


こちらは試験を受けてとれる技術資格ではなくて、

エントリーしてNutanixさんに認めてもらう、

個人向けのアワードになります。

もっともっと盛り上がっていくといいなと思います。


今年は、いよいよCalmも本格的になりはじめ、

Nutanixもまた1フェーズ次に進むのではと思います。

この1年どうなっていくのか、

わくわくです。


今回はライトな投稿ですが、

次回は久しぶりに競合比較などしてもよいかなと思っています。

この辺で。